テレビコンセント交換工事 WSK7-7 WCS4891W 電気工事 川崎市幸区

「新しい4Kテレビに買い替えたのに、BSの一部のチャンネルだけが映らないんです…」

今回は、このようなご相談をいただき、アンテナ受信設備の調査・改修工事にお伺いしました。

お客様からのご相談内容

  • 最近4Kテレビを購入した。
  • 地上デジタル放送は問題なく映る。
  • BS放送の一部チャンネル(特に新しい4Kチャンネル)で「E202」のエラーが表示されるか、映像がカクカクと乱れてしまう。

調査と原因の特定

まずは、専門の測定器(レベルチェッカー)を使い、アンテナからの電波の強さや品質を調査します。
屋根上のアンテナや、天井裏のブースター(増幅器)からの電波は、4K放送を受信するために十分な品質を保っていました。

次に、問題が発生しているお部屋のテレビコンセントで電波を測定すると、BSの新しい4K放送で使われる高い周波数の電波だけが、大きく弱くなっていることが判明しました。

原因を探るため、壁のコンセントプレートを外して中を確認します。

▲【施工前】 既設のテレビコンセント。見た目はごく普通ですが…。
【原因】 中から出てきたのは、日本アンテナ製の「WSK7-7」という部品でした。
この部品は、新4K8K衛星放送が始まる前の規格(~2602MHz)で作られているため、新しい4K放送の電波(~3224MHz)をうまく通すことができず、電波を弱めてしまっていたのです。

ご提案と工事内容

原因がはっきりとしましたので、お客様に状況をご説明し、以下の工事をご提案しました。

ご提案内容:
壁の中のテレビコンセント部品を、4K8K放送の周波数に完全対応した製品へ交換する。

使用部材:
パナソニック製 高シールド型テレビターミナル「WCS4891W」

この部品は、4K8Kの電波をロスなくテレビまで届けるだけでなく、Wi-Fiやスマホの電波といった外部からのノイズの影響を受けにくい「高シールド構造」になっているため、より安定した映像が期待できます。

▲【施工後】 新しいコンセントに交換完了。見た目もスッキリしました。

工事は、既存の部品と入れ替えるだけなので、約30分ほどで完了しました。

お客様の声と担当者より

交換後、再度テレビコンセントで電波の品質を測定し、問題ないことを確認。
お客様と一緒にテレビを点け、これまで映らなかったBSの4Kチャンネルがすべてクリアに映るようになったのを確認し、大変お喜びいただけました。

【担当者のワンポイントアドバイス】
4K/8Kテレビの性能を100%引き出すには、アンテナやテレビ本体だけでなく、その間をつなぐケーブル、分配器、そして壁のテレビコンセントといった部品すべてが4K8K対応品である必要があります。
「テレビを買い替えたのに映りが悪い」という場合、今回のように途中の部品が原因となっているケースが非常に多くあります。
同じような症状でお困りの方は、ぜひ一度、私たち専門家にご相談ください。

既設機種:WSK7-7
交換機種:WCS4891W
対応地域(エリア):神奈川県川崎市幸区

電気工事士の資格を持ったプロが安全・安心・丁寧に修理いたします。

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