トイレ修理工事 TOTO HH06005RZ ボールタップ交換工事 水漏れ 水回りのトラブル 電気工事 川崎市幸区

「トイレを流した後、いつまでもタンクの中からチョロチョロと水の音がする…」
「便器の中に、うっすらと水が流れ続けている…」

こうした症状に心当たりはありませんか?
今回は、そんなトイレの水漏れトラブルの修理現場をご紹介します。
放置すると水道代にも影響するこの問題、プロの技でスッキリ解決していきましょう!

今回の修理内容

  • 症状: トイレタンク内の水が止まらない。
  • 原因: タンク内部品の経年劣化。

1. 修理前:水漏れの原因はタンク内部にあり!

まずは、修理前のトイレタンクの中を見てみましょう。

【Before】 長年の使用で、部品全体が水垢で変色し、劣化が進んでいます。

タンクの蓋を開けると、このような状態でした。
プラスチック部品は茶色く変色し、本来の動きができなくなっている可能性があります。

トイレの水が止まらない原因の多くは、このタンク内にある部品の劣化です。主に、

  • ボールタップ
    タンクに水を給水し、一定の水位で止める装置。この部品が故障すると水が止まらなくなります。
  • フロートバルブ(ゴムフロート)
    タンクの底で排水口を塞ぐゴム製の栓。これが劣化すると、隙間から水が便器へ漏れ続けます。

今回は診断の結果、給水をつかさどるボールタップ全体の機能が低下していると判断し、一式交換をご提案しました。

2. 交換作業:新しい部品で機能を回復!

それでは、修理作業に入ります。

手順①:止水栓を閉める
まずは必ずトイレの止水栓を閉めて、給水を止めます。安全で確実な作業のための第一歩です。

手順②:古い部品の取り外し
タンク内の水を抜いてから、劣化した古いボールタップを取り外します。
固着していることもありますが、タンクを傷つけないよう慎重に作業します。

手順③:新しい部品の取り付け
いよいよ新しい部品、今回はTOTOの純正部品「HH06005RZ」を含むボールタップ一式を取り付けます。

【After】 新品の部品に交換完了!見た目もきれいになり、清潔感が戻りました。

古い部品と比較すると、その差は一目瞭然です。これで、正常に給水・止水する機能が回復しました。

3. 最終確認:水位調整でパーフェクトな状態へ

部品交換が終わったら、最後の仕上げです。

止水栓を開けてタンクに水を溜め、規定の水位(タンク内側の「-WL-」という印)でピタッと水が止まるかを確認します。
水位が高すぎても低すぎても、洗浄不良や水漏れの原因となるため、最適な量になるよう微調整を行います。

最後に、洗浄レバーで水を流し、一連の動作に問題がないこと、接続部から水が漏れていないことを入念にチェックして、作業完了です!

まとめ

トイレからの「チョロチョロ」という音は、水道代の無駄遣いだけでなく、他の部品の劣化を早めてしまうサインでもあります。
小さな異常に気づいたら、大きなトラブルに発展する前に、ぜひ専門家にご相談ください。

毎日使う場所だからこそ、プロの技術で安心・快適なトイレ環境を維持しましょう!

既設機種:
交換機種:TOTO ダイヤフラム部 HH06005RZ を含むボールタップ一式
対応地域(エリア):神奈川県川崎市幸区

電気工事士の資格を持ったプロが安全・安心・丁寧に修理いたします。

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