
「なんだか目が疲れる気が(ちらつき)……」
「電気代が気になる、どこかで工夫できないかな……」
「部屋の雰囲気を変えたいな…」
そんな蛍光灯照明のお悩みは、照明器具をLEDシーリングライトに交換することで解決できるかもしれません。
蛍光灯照明からLEDシーリング照明交換作業は自分でできるの?
結論から言うと、「どこまでやるか」によって、自分でできるかどうかが決まります。
多くの場合、蛍光灯照明からLEDシーリング照明への交換作業には、電気工事士の資格が必要になる部分が含まれます。
自分でできる範囲(資格不要)
天井に「引掛シーリング」や「ローゼット」という専用の配線器具が既に取り付けられている場合は、その器具に照明本体を差し込んだり、回したりして取り付ける作業は、資格がなくても可能です。これは、照明器具にコンセントのようなプラグがついており、それを天井の受け口(引掛シーリング)に差し込むだけで完了する、非常に簡単な作業だからです。多くのLEDシーリング照明はこの方式を採用しています。
資格が必要な範囲(専門業者に依頼すべき)
以下の作業は、「電気工事士」の資格が必須となります。無資格での工事は感電や火災のリスクがあり、法律(電気工事士法)でも禁止されています。
- 引掛シーリングやローゼットの新規取り付け・交換・移設:配線器具の取り付けや、天井裏から来ている電線(ケーブル)の切断、接続を伴うため。
- 直付け照明器具の交換:天井から出ている電線が照明器具の端子台に直接接続されているタイプ(直付け)の照明を取り外したり、新しいものに接続し直したりする作業は、電線の加工や接続を伴うため。
- 古い蛍光灯照明の安定器の撤去:蛍光灯の本体内にある配線(安定器など)を触る作業は、電気配線を扱うため。
作業前
おおまかな交換作業の流れをご紹介します。
- 安全確保:ブレーカーを落とす、作業スペースの確保。
- 既存照明の取り外し:古い蛍光灯本体や安定器の撤去。
- 配線器具の確認・設置:引掛シーリングなどの配線器具の確認や必要に応じた設置・交換。
- LEDシーリング照明の取り付け:本体を配線器具に取り付け、カバーを設置。
- 点灯確認と最終チェック:ブレーカーを戻し、正常に点灯するか、調光・調色機能が働くかを確認。

作業中
たとえ電気工事士の資格を持つプロが行う場合でも、これらの基本を徹底することが、事故防止と仕上がりの良さに直結します。
特に大事な「取り外し時の注意点」
- 熱を冷ます:蛍光灯は点灯直後は非常に熱を持っています。交換作業を行う前に、しばらく放置して器具全体を冷まします。
- 直付けの場合の電線処理:蛍光灯照明が直付けで、電線が直接器具につながっている場合、電線を外す作業は資格が必要です。電線を傷つけないよう、また配線を間違えないように注意深く行います。
- 古い器具の確認:既存の蛍光灯器具の設置から10年以上経過している場合は、器具の劣化(安定器の劣化、樹脂部のひび割れなど)も確認します。

作業後
ひとつひとつ丁寧に作業をすすめ、最後に確認を行います。
最終確認と作業後の対応
- 点灯確認(スイッチOFFから):すべての取り付けが終わったら、まず部屋のスイッチを「切」にした状態でブレーカーを入れ、その後スイッチを「入」にして点灯させます。
- 機能の確認:調光・調色機能など、新しい照明のすべての機能が正常に動作するかチェックします。
- 廃材の適正処理:取り外した蛍光灯器具や蛍光管、安定器などの廃材は、産業廃棄物として適切に処分します。

隅々まで光が届き、空間全体がパッと明るくなりました!
まとめ
照明器具の交換は、お部屋の雰囲気をガラリと変える、最も手軽で効果的なリフォームの一つです。
暗さや古さを感じたら、それは交換のサインかもしれません。
プロによる安全な工事で、明るく経済的なLEDライフを始めてみませんか?
お家の照明に関するお悩みは、ぜひご相談ください。
既設機種: | FC4659E-W |
交換機種: | HLDZ06208 |
対応地域(エリア): | 神奈川県川崎市幸区 |
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