「コンセントカバー・プレートが割れている・グラグラする……」
「カバーの色が変色している?いつ交換すべき?……」
「差し込み口や内部のホコリって大丈夫なの?」
このようなお困りごと、お悩みごとはございませんか。
もしかすると、コンセントの交換・メンテナンス時期をむかえているのかもしれません。とくに、コンセントの差し込み口とプラグの間にたまるホコリは、火災の原因となるトラッキング現象を引き起こすリスクがあるためメンテナンス(お手入れ)はしておきたいところです。
トラッキング現象とは?
トラッキング現象とは、コンセントに差し込んだプラグの刃と刃の間に、ホコリが溜まり、湿気を吸って電気の通り道(トラック)ができることで発生する現象です。
この状態が続くと、電気がホコリを伝って流れ続け、やがてショートして発火し、火災につながります。
発生しやすい場所::
冷蔵庫や家具の裏など、長期間プラグを差しっぱなしで、かつホコリが溜まりやすく湿気やすい場所で発生しやすい特性があります。
コンセント本体(差し込み口)の交換は、「電気工事士」の資格が必須
コンセント本体の交換作業は、感電や火災のリスクを伴うため、法律により電気工事士の資格を保有している者のみが行えます。
コンセント・照明の配線電気工事の作業:これらの作業の多くも電気工事士の資格が必要となります。
大まかな作業工程(コンセント・照明の配線電気工事)
1. 事前準備と安全確保
- ① 調査と設計:
- 設置場所、配線ルート、既存の回路の容量(ブレーカー)などを確認します。
- コンセントや照明器具の設置位置を決定し、必要な部材を準備します。
- ② ブレーカー遮断(停電):
- 作業を行う回路(ブレーカー)を特定し、必ず電源を遮断(オフ)します。感電やショートを防ぐための最も重要な手順です。
- ※作業箇所に応じて、家全体を停電させる場合もあります。
2. 既存器具の撤去と配線作業
- ③ 既存器具の取り外し:
- 交換の場合、古いコンセント本体や照明器具を壁や天井から取り外します。
- ④ 配線工事(新設・増設の場合):
- 新しいコンセントや照明器具を設置する場所まで、壁や天井の内部に配線(電線)を通します。
- ※壁や天井に穴あけや開口が必要になる場合があります。
- ⑤ 結線と接続:
- 取り外した電線や、新設した電線を、新しいコンセントや照明器具の端子に正確に接続(結線)します。
3. 新器具の設置と仕上げ
- ⑥ 新規器具の取り付け:
- 結線が完了した後、新しいコンセント本体を壁のボックスに固定したり、照明器具を天井や壁に取り付けたりします。
- コンセントの場合は、最後にカバープレートを取り付けます。
- ⑦ 通電と動作確認:
- 遮断していたブレーカーを入れ(オン)、電源を復旧させます。
- 新しいコンセントにテスターで電圧を確認したり、照明器具のスイッチを入れて正常に点灯するか確認したりします。
4. 完了
- ⑧ 後片付けと説明:
- 作業で出たゴミを片付け、お客様に工事内容や新しい器具の使用方法を説明し、作業完了となります。
特にブレーカー操作と配線・結線の部分は専門知識と資格が必要
作業前


作業前のお部屋には「ペンダントライト」。ペンダントライトは、天井からコードやチェーンで吊り下げて使用する照明器具です。主に装飾性とスポット的な明るさを提供します。今回は、吊り下げタイプから天井照明に変更します。「天井照明」は、天井に直接取り付けるタイプの照明器具(シーリングライトが一般的)で、主に部屋全体の明るさと機能性を提供します。
作業後


部屋全体が均一に明るくなり、作業や生活がしやすくなりました。
新しいコンセントにテスターで電圧を確認したり、照明器具のスイッチを入れて正常に点灯するか確認をし作業完了です。
テスターで電圧を確認:
マルチメーター(テスター)という測定器を使って、電気が流れている箇所の電圧(ボルト:V)を測定する作業のことです。
まとめ
株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市幸区電気工事.com)では、照明やコンセント交換はもちろん、店舗様の非常灯・誘導灯、ご家庭の電気工事やオフィス、アパートなどの法人様・オーナー様からの電気工事も承っております。電気設備に関するお悩みは、まとめてご相談ください。
お問い合わせは、お電話・メール・LINEなど、お客様のご都合の良い方法で受け付けております。幅広い電気工事に対応しております。
| 既設機種: | コンセント National |
| 交換機種: | — |
| 対応地域(エリア): | 神奈川県川崎市幸区 |
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