
「エアコンが古くなってきたけど、まだ動くから…」と、交換を先延ばしにしていませんか?
実は、古いエアコンを使い続けることは、冷暖房の効率が悪いだけでなく、近年のモデルに比べて電気代も多くかかってしまう可能性があります。
今回は、長年使用されたダイキン製エアコンから、シャープの最新モデルへの交換工事をご紹介します。
施工前の状況
こちらが、今回交換するエアコンです。

▲【Before】
室内機(ダイキン AR22LKS)。長年の使用で、本体のプラスチックが黄色く変色しています。
ベランダに設置された室外機。汚れや経年劣化が見られます。
室内機の黄ばみは、エアコンが古くなっているサインの一つです。
まだ冷えるものの、熱交換の効率が落ちていたり、最新機種に比べて消費電力が大きかったりすることが多々あります。
ご依頼者様はより快適で経済的な最新エアコンへの交換をご決断されました。
プロによる丁寧な交換工事
エアコン交換は、ただ古いものと新しいものを入れ替えるだけではありません。
新しい機器の性能を最大限に引き出すための、重要な工程がいくつもあります。
古い機器の撤去
まずは、古いエアコンに残っている冷媒ガスを、法律に従って室外機へしっかりと回収する「ポンプダウン」を行います。環境を守るための大切な作業です。
その後、室内機と室外機を慎重に取り外します。
新しい機器の取り付け
次に、新しいエアコンを設置していきます。今回はシャープの「AY-L22DH-W」です。
既存の配管穴を再利用し、新しい室内機を壁にしっかりと固定します。
室外機も新しいものに入れ替え、配管を接続します。
配管の接続部を寸分の狂いなく加工する「フレア加工」や、配管内部を真空状態にする「真空引き」といった専門的な作業を丁寧に行うことで、エアコンの性能を100%引き出し、将来の故障リスクを低減させます。

▲【After】
新しい室内機(シャープ AY-L22DH-W)。真っ白なボディがお部屋を明るく、モダンな印象に変えてくれます。
室外機もピカピカに。これで夏も冬も安心して乗り切れますね。
最後に試運転を行い、冷房がしっかり効くこと、異音や水漏れがないことを入念に確認して、作業は完了です。
まとめ
エアコンの交換は、厳しい夏を快適に過ごすための重要な投資です。
最新の省エネモデルを選ぶことで、毎月の電気代を抑えながら、より快適な室温を保つことができます。
「うちのエアコン、もう10年以上使っているな」と感じたら、故障して使えなくなる前に、交換を検討してみてはいかがでしょうか。
エアコンの交換や設置に関するご相談は、ぜひ当社の専門家にお任せください。
お問い合わせは、お電話、メール、LINEから受け付けております。
お客様のご都合の良い方法で、ご連絡をお待ちしております!
既設機種: | AR22LKS |
交換機種: | AY-L22DH-W |
対応地域(エリア): | 神奈川県川崎市幸区 |
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