こんにちは「川崎市幸区電気工事.com」です。
「エアコンから変な音がする」「冷えが悪くなった」と感じながらも、交換を迷っていませんか?
この記事では、ベランダの限られたスペースを有効活用する「室外機の二段置き」でのエアコン交換事例をご紹介します。
「二段置きにすると、下の段の音が響いてうるさくない?」
「上の段と下の段、どっちを先に交換すればいいの?」
「今の二段ラックをそのまま使って新しいエアコンに交換できる?」
「配管の取り回しが複雑そうだけど、工事時間はどれくらい?」
「電気代を安くするために、最新モデルに変えるメリットは?」
といった、特にベランダの省スペース設置でお悩みの方に役立つ情報をお届けします。
室外機の「二段置き」は本当にうるさい?
騒音の原因と専門家の対策とは
ベランダのスペースを節約できる「二段置き」ですが、ネットなどで「音がうるさい」という噂を聞いて心配されている方も多いようです。
結論から言うと、しっかりとした対策と最新機種の組み合わせなら、音はほとんど気になりません!
なぜ「二段置きはうるさい」と言われるの?
主な原因は、室外機の「振動」です。
- 共振現象: 2台の室外機が同時に動いたとき、金属製の二段置きラックに振動が伝わり、ラックそのものが「ブーン」と共鳴してしまうことがあります。
- 経年劣化: 古いラックだとネジが緩んでいたり、サビでガタつきが出ていたりして、そこからカタカタ音が発生します。
- 床への伝達: ベランダの床に直接振動が伝わり、下の階や隣の部屋に響いてしまうケースです。
専門家はここが違う!「静か」を実現する3つの対策
今回の工事でも、以下の点にこだわって設置しました。
- 防振ゴムの活用: 室外機の足元とラックの間に、特殊な厚手の「防振ゴム」を挟み込みます。これでラックへの振動伝達を大幅にシャットアウトします。
- ラックの再固定と水平確認: 既存のラックを使用する場合でも、ネジの増し締めや水平の再調整を徹底します。ガタつきをゼロにすることが、騒音防止の第一歩です。
- 最新機種の静音性能: 今のエアコンは、10年前の機種に比べてコンプレッサーの音が格段に静かになっています。「二段置きだからうるさくなる」というよりは、「古い機種だからうるさかった」というケースが実は多いのです。
\専門家のアドバイス/
二段置きで音が気になる場合は、下の段だけでなく、ラック全体の設置バランスを整えるのがコツです。最新の省エネモデルへの交換は、電気代だけでなく「静かな生活環境」を手に入れるチャンスでもありますよ!
二段置きラックでの交換工事、知っておきたい注意点
室外機が重なっている二段置きの場合、通常の設置とは少し異なるチェックポイントがあります。「上の段だけ替えたい」「下の段が故障した」といったケースで役立つ知識をご紹介します。
1. 「片方だけ」の交換はできる?
一番多いご質問が「2台のうち、1台だけ新しくしたい」というもの。 結論から言うと、もちろん可能です! ただし、作業には工夫が必要です。
- 下の段を交換する場合: 上の段を動かさずに作業するため、限られたスペースでの慎重な出し入れが求められます。
- 上の段を交換する場合: 既存の配管がどう通っているかを確認し、下の段の運転に干渉しないよう配慮して接続します。
2. 「既存のラック」はそのまま使える?
新しいエアコンを設置する際、今ある二段置きラックを再利用できるかどうかは非常に重要です。
- サイズの確認: 最新の室外機は省エネ性能を高めるために、昔の機種よりサイズが大きくなっていることがあります。今のラックに収まるかどうか、事前に専門家がしっかり採寸します。
- 強度のチェック: ラックにサビがひどかったり、腐食が進んでいたりする場合は、安全のためにラックごとの新調をご提案することもあります。重い室外機を2段で支えるため、「土台」の安全性は妥協できません。
3. 配管の「取り回し」が美しさを決める
二段置きは配管が2台分密集するため、何も考えずに繋ぐとベランダが配管だらけで散らかった印象になってしまいます。 私たちは、「いかにスッキリ、まとめられるか」にこだわります。ドレンホース(排水)の経路を整理し、ベランダの床が水浸しにならないよう配慮するのも専門家の仕事です。
\現場からのメッセージ/
二段置きラックの交換工事は、スペースが狭いため難易度が少し高めです。だからこそ、周りの壁や下の段の室外機を傷つけないよう、毛布等でしっかり養生(保護)しながら丁寧に作業を進めることが、私たち専門家のプライドです。
エアコン・室外機二段置きの交換作業工程
通常の設置よりも少しだけ工程が多くなりますが、丁寧かつ確実に進めていきます。
- ポンプダウン(冷媒回収)と取り外し:
古いエアコンを運転させ、フロンガスを室外機に回収する「ポンプダウン」を行います。その後、室内機と、二段置きラックにある室外機を慎重に取り外します。 - ラックの点検・清掃:
既存のラックを再利用する場合、ネジの緩みやサビによる強度低下がないか入念にチェックします。新しい室外機を乗せる前に、普段掃除できないラックの奥まで清掃を行います。 - 室内機・室外機の据え付け:
新しい室内機を設置し、室外機を二段置きラックへ運び込みます。この際、防振ゴムをしっかり噛ませて、将来的な騒音トラブルを未然に防ぎます。 - 配管接続と真空引き:
室内機と室外機を銅管でつなぎます。二段置きは配管が密集するため、見た目が美しくなるよう整えながら接続。その後、専用の真空ポンプで配管内を乾燥・真空状態にし、故障の原因となる水分や空気を徹底的に取り除きます。 - 試運転とドレン排水チェック:
最後に実際に運転を行い、冷え・暖まり具合を確認します。特に二段置きの場合、上の段の排水が下の段にかからないよう、ドレンホースの経路を正しく設定して完了です!





まとめ:
ベランダを広く、音は静かに。二段置きのエアコン交換もお任せ!
今回は、限られたスペースを有効活用する「室外機の二段置き」でのエアコン交換事例をご紹介しました。
「二段置きは音がうるさそう」「工事が大変そう」というイメージを持たれがちですが、専門家の確実な施工と最新機種の組み合わせで、驚くほど静かで快適な環境が手に入ります。
- 静音性の向上: 防振ゴムと最新モデルの相乗効果で、振動と騒音をカット。
- スペースの有効活用: ベランダの広さをキープしたまま、2台のエアコンをフル活用。
- 専門家の安心施工: 狭い場所でも、既存ラックの安全性をしっかり見極めて設置。
「エアコンの効きが悪くなってきたけれど、二段置きだから交換が面倒そう…」と諦めてしまうのはもったいないです!早めの交換は、電気代の節約はもちろん、夏の暑さや冬の寒さに対する安心感にも繋がります。
難しい設置環境こそ「プロの技術」を
二段置きラックの設置や配管の取り回しは、経験豊富な電気工事士の腕の見せどころです。安全面、騒音面、そして見た目の美しさまで、すべてに配慮した工事をお約束します。
「うちのラック、そのまま使えるかな?」「音が気になるんだけど対策できる?」といったご相談も大歓迎です。お客様のご自宅に最適な設置プランを丁寧にご提案させていただきます。ご相談、お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。
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